【3/31締め切り】24年度受講生を募集中!
新潟の地酒「麒麟山」を支える酒米づくりの継承
新潟で愛される地酒
「麒麟山(きりんざん)」をご存じでしょうか。
創業から180年。
新潟を代表する淡麗辛口で、
市内の居酒屋では定番のお酒として親しまれています。
県内出荷率は80%と、
地元の方の日常に寄り添うお酒です。
麒麟山の特徴は、なんといっても
地元産米100%の酒づくりをしていること。
1995年に「地元産米で酒造りをしよう」と地元の農家さんに呼びかけ、
23年もの年月をかけて、
2018年に奥阿賀産米100%を達成しました。
地元密着の酒づくりができたのは、
米農家さんが研修会をひらき、
栽培方法を皆で研究し、
時には酒を飲むというコミュニケーションを
大切に、丁寧に、真剣に重ねてきたから。
麒麟山米づくり大学は、
そんな「麒麟山の酒米づくり」を
次世代に継承していくため、
現場実習を含めて地域とともに学んでいく
1年間のプログラムになっています。
酒米づくりのリアルを実践的に学べる
5月に田植えを行い、9月に収穫します。6月には、溝切り・畔草刈りを農家さんの元で体験します。どれも稲作における重要な工程です。
自らの手で植えた苗が成長し、最終的には日本酒として出荷される一連の体験を通じて、酒米づくりのリアルを体験してください。
オンラインゼミで受講生同士、新たな企みを始められる
「東京でも麒麟山を飲んでもらうには?」「麒麟山を支える酒米農家になるには?」など、講座で生まれた疑問について、受講生らで学びを深めていきます。アウトプットの形は、専門家を招いた勉強会や、一般の方を対象としたイベント企画など、何でもOKです。
1年間を通し学んだことを伝えるオープンキャンパスに参加できる*
酒米農家と時間を共にしてできた日本酒を、東京・新潟の2会場で実際に飲む会(オープンキャンパス)を開催します。来場してもらうための文章を考えるところからスタートし、当日は来場者に直接魅力を伝えます。受講生同士で相談し、つくりあげます。
*内容は変更する可能性があります
▲ MESSAGE ▲
麒麟山酒造は、1843年の創業時から人々の暮らしに寄り添うお酒を造り続けてきました。
すっきりとして、飲み飽きることがない麒麟山の酒。
この味わいを生み出すのは、新潟・阿賀町の良質な酒米です。
わたしたちは、「やっぱりいつもの」麒麟山の味わいを守りたい。
日々の、ささやかな楽しみを届ける存在であり続けたい。
そんな本気の想いから、地元農家さんを巻き込み、酒米づくりに力を貸していただきました。
自社でも米づくりを始め、約30年の時間をかけて、地元産米100%の酒造りを実現しました。
今回、新たに始める「米づくり大学」は、
より多くの方々に、麒麟山の「原点」を知っていただきたくて開校します。
麒麟山の味わいを決める「酒米づくり」を体感できる講座や、
酒づくりを体験し、麒麟山の酒をより深く知り、楽しく味わえる機会も用意してあります。
「米づくり大学」の舞台は、奥阿賀の自然に抱かれた里山、そして麒麟山の酒蔵です。
米づくりや酒づくり、奥阿賀での暮らしに興味を持つ方の参加を、心待ちにしています。
▲ NEWS ▲
▲ TEAM ▲
米づくり大学は「つぐさけプロジェクト」チームが運営しています。
「つぐさけプロジェクト」とは、麒麟山酒造のコンセプトである『やっぱりいつもの麒麟山』を、10年後も20年後も残していくために立ちあがったプロジェクトです。
麒麟山酒造社員だけでなく、地元の大学生や日本酒好きなOLなどを含むメンバーによって運営されています。
公式noteで
講座の様子をお届け!
麒麟山に関わる方をインタビューする「わたしと麒麟山」や、酒米づくりの知識を紹介する「酒米づくり24の季節」など、米づくり大学ならではのお役立ち情報を更新しています。